ミニ四駆のモータ特性を調べるため簡単なモータベンチをこさえた
タミヤのダブルギアボックスを使って測定することにした。ただギアボックスをそのまま組立てると
左右独立で動ごくため負荷をかけることができないので
長い六角シャフトを一本通して、動力側モータと負荷側モータを連結する
そうすることで負荷側モータに流す電流を変化させ、任意の負荷特性を測ることができる
加工いらずのモータベンチ 真ん中のシャフトは1本もの
左が測定モータ 右が負荷モータ
どっちでもいいんだけど。。。
回転数の測定はフォトリフレクタを使って測定。シャフトが6角形なので測定結果を10倍にすれば回転数[rpm]になる
また電流・電圧は手持ちのテスタで測定することにする
特性を測定するにあたり機械損失とか出てくるけど、ここではあまり深く考えないことにしよう。。。
シャフトの6角形とギア比を考慮して回転数を算出
おもちゃ屋にあったミニ四駆のモータ。結構種類があることに驚き!
測定結果が下記のグラフ。絶対値は合っていない可能性があるけど、相対的に見ると
トルクモータが起動トルクが大きくていいんじゃないかということで2輪倒立にはトルクモータを採用する
9種類調達!!
トルクモータが0回転のときにトルク最大
せっかくなのでモータを分解。
高回転のモータ → 低抵抗 巻数少
高トルクのモータ→ 巻数大 低抵抗
の傾向があるみたい。高回転型のモータは軸受けとかブラシとかが変更されていて
値段が高いことに納得。
ミニ四駆モータ
名称 | ターン数 | 1ターン当たり コイル重量[mg] | 消費電流 [mA] | 適正負荷回転数 [rpm] | 適正負荷トルク [g-cm] |
FA-130 ノーマル | 70 | 25.7 | 1100 | 9900 | 10.0 |
レブチューンモータ | 55 | 41.8 | 1500 | 14300 | 10.0 |
トルクチューンモータ | 50 | 48.0 | 1200 | 12000 | 10.0 |
アトミックチューンモータ | 46 | 43.5 | 1300 | 13700 | 10.0 |
ハイパーダッシュ2モータ | 35 | 54.3 | 1600 | 17200 | 10.0 |
パワーダッシュモータ | 30 | 70.0 | 2500 | 19900 | 15.0 |
スプリントダッシュモータ | 28 | 71.4 | 2800 | 20700 | 14.0 |
ウルトラダッシュモータ | 25 | 76.0 | 4000 | 24000 | 20.0 |
プラズマダッシュモータ | 27 | 70.4 | 4100 | 25000 | 20.0 |
※1ターン当たりのコイル重量にしているのは線径をうまく測定できなかったため代用値としてます。重いほど線径が太いってことで
電流・回転数・負荷はカタログ値。 無負荷回転数と始動トルクはよくわかりません(^^;;
部品種類
部品 | パターン1 | パターン2 | パターン3 | パターン4 |
カバー穴 | | | | |
| 直線 | 円弧が2つ | 円弧が1つ | 放熱穴多数 |
ブラシ | | | | |
| ノーマル | カーボン | カーボン 形が少し違う | 分割カーボン |
軸受け | | | | |
| 軸受けとカバーが同じ | 軸受けが金属 | 金属の軸受け小さめ | 軸受け金属 |
コイル | | | | |
ロータ | | | | |
| ノーマル | 絶縁シート?つき | ロータに絶縁処理
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磁石 | | | | |
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